内地とは違う、沖縄のジリジリと照り付ける日差しを体感し、ふと思いました。
「七五三のお祝い、してきてよかったぁ。」
そう思った理由やメリットをお伝えしていきます。
1.久米島の七五三について
久米島・沖縄では、昔は七五三をお祝いする風習がなかったそうです。
時代も変わり、沖縄本島には内地と同じように、七五三のスタジオ撮影ができる場所も増えたようです。神社でご祈祷してスタジオorロケーション撮影をするという私たちがよく知るお祝いですね。
いまのところ私が着物を見たのは、久米島紬の里ユイマ―ル館に展示された久米島紬だけですね。
沖縄では十三祝い(じゅうさんいわい)といって、
数え年で13歳になる女の子を盛大に祝う風習があります。
この十三祝いは、生涯で8回ある生年祝い(トゥシビー)のうちの、最初のお祝いになります。
2.移住する前に地元でお祝いするメリット

移住するということは、家族と離れ離れになってしまう方も多いと思います。七五三のお祝いは、おじいちゃんや、おばあちゃんが楽しみにしていることのひとつですよね。
もちろん私たちも、ものすごく楽しみでした。私はこちらに移住した後、頻繁に帰省するつもりがなかったので、祖父母に七五三の着物姿がみせられないかも!と考えました。
本来は11月15日にお祝いする七五三。
今は両親が共働きで忙しかったり、前撮り・後撮りをする方が増えたので、いつお祝いをするかはその家ごとで違い、日取り決めも自由になったと思います。
夫が3月に移住する1週間前。
「七五三のお祝い、しようか。」という話しになったのは、真冬の2月末のことです。
私が7歳で着た着物・小物や草履一式を大切にとっておいてくれたおばあちゃん。
その思い入れのある着物をまとった孫の姿を、祖父母に見せることができて本当によかったと思います。季節外れの吉日を狙ってのお祝いですが、神社も貸し切りでのんびり撮影ができます。

そのあと親戚の家をまわったり、市街で買い物をしましたが、視線も独り占めで子供は嬉しそうでしたね。
ふだんは着ない着物なので、とても気に入って22時までずーっと着ていました。
そして、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごすことが出来ました。
移住後、改めて思うことがあります。私がこのブログを書いている今は、新型コロナウィルスの流行で自粛状態が続いています。お盆の帰省も多くの方が自粛しています。
もしあの時、地元で七五三のお祝いをしていなかったら、夏休みの帰省はもちろん、那覇にだっていけないし、地元に帰ることは絶対にできないですよね。
災害などがあったら、大切なその瞬間には、お祝いができないのです。子供の7歳のお祝いは、今しかないんだと思いました。
移住直前で、忙しすぎて、手帳は予定で真っ黒。毎日のスケジュールがキツキツの中で行った七五三のお祝いでしたが、あの判断は間違っていませんでした。
家族の、最高の思い出になりました。
3.移住後に琉装で家族で記念撮影するのも◎!
移住して4か月が経ちますが、ようやく生活にもなじんできました。
久米島の方々は週末や長期休暇を使って、割と頻繁に、那覇へ出かけていきます。
那覇まで飛行機で30分。ちょっとそこまで出かけてくる~くらいの勢いで、皆さん那覇へ行きます。
久米島では手に入らない物を買いに行ったり、
久米島の病院では足りない医療の受診の為に出かけるようです。
那覇の写真スタジオで、沖縄の伝統衣装である琉装(りゅうそう)で家族写真の撮影をするもの良いなと思っています。
私は紅型(びんがた)のシュシュを持っていますが、あの着物を着るのがちょっとした夢でもあります。
まだ那覇に行けるのは先のことになりそうですが、体験したら更新していきます。
七五三のお祝いは移住まえ?あと?まとめ
- こだわりの写真スタジオがないなら、移住後でもできる
- 移住前なら、移動しなくても祖父母と一緒に祝える
- 子供も大人も、慣れ親しんだ神社がベスト
- 災害があると、すぐに地元に帰れないかも
- 移住後おちついたら、琉装で記念撮影◎
地元の伝統、沖縄の伝統を両方楽しめるなんてラッキーです。
子供が主役の七五三。祝う側の大人も、より感動が増して、より楽しめる方法でHappyにいきましょう!