何かやりたいと思ったとしても『失敗したらどうしよう』とか『自分には無理なんじゃないか』と、自分の直感を信じて行動したいけど、なかなか一歩を踏み出せないことってありますよね。
私も自分の直感を信じて好きなことを仕事にしたり、自分の理想のライフスタイルで生きていけたら楽しいだろうな〜と思ってはいるものの、行動することが出来ず悩んでいたことがあったのでよくわかります。
ですが、自分の直感に従い行動している人達と出会い、その人たちと接しているうちに自分の行動に変化が生まれ、今では少しずつですが自分に嘘をつかない生き方が出来るようになってきました。
そこで今回の島人インタビューでは、自分の直感を信じて人生を楽しみまくっている『久米島馬牧場』助っ人、マー君(愛称)にこれまでの人生を振り返ってもらい、
- 直感に従う生き方とは?
- 出来るようになるコツはあるのか?
直感に従う生き方のコツをシェアしていきます。
今って、自分が望む選択をして生きる人が増えていますが、
『一度きりの人生、もっとやりたいことを楽しみたい!』
を叶えるために、あなたも是非、最後まで読んで人生をもっともっと楽しむためのコツを掴んでくださいね。
それでは行ってみましょう〜
Contents
『久米島馬牧場』マー君ってどんな人?
ウルム(メス)とマー君
名前 樋口昌義(ひぐち まさよし)
愛称 マー君
年齢 1987年生まれ 34歳
出身地 千葉県船橋市
家族 ラナ 15歳 ヤマト 15歳(犬種:可愛いもふもふ)
仕事 久米島馬牧場助っ人
マー君(愛称)は現在、島内にある『久米島馬牧場』の助っ人として働いていますが、馬や動物に小さい頃から興味があったというわけではないそうで、地元千葉でペンキ屋さんとして働き始め、のちに独立。
ペンキ屋さんは、小さい頃からの夢とか、なりたかった職業ではなかったそうですが、目の前のやりたい事に対して人一倍、のめり込み楽しんでいる姿を久米島で見ているので、ペンキ屋さんで独立しちゃうのも納得なんですが、
仕事の傍ら『自分がやりたい!』と思ったものがあれば、全力でチャレンジする姿は今も昔も変わらないってことのようです。
そんな、自分のやりたいことには迷うことなく全力な生き方をしているからこそ、ペンキ屋をしながらも農業にハマった際は住み込みで働くチャンスを得たり、自分が面白そう楽しそうと感じる場所へ、心のままにバンライフで旅していたら、声をかけられ沖縄の離島巡りをすることになったりと、
現在の居住地である久米島に来るまでに、自分の直感に素直に従うことで道が勝手に開かれた感があります。
地元の千葉でペンキ屋さんとして働いていたマー君が、直感に従う生き方を続けていた結果、なぜ久米島に移住することになったのか?
人生のターニングポイントとなった3つのエピソードを振り返りながら、直感に従う生き方のコツをみていきましょー^^
直感に従う生き方とは!?
そもそも『直感に従う生き方』とは、どんな生き方なんでしょうか?
直感を調べてみると、
推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること
引用元:goo国語辞書
とありますから、
頭であれやこれやと考えることではなくて、『これやりたいかも!』って感覚で物事を捉えることなんです。
つまり、直感に従う生き方とは、『ピンと来たからやってみよう!』という、なぜやりたいのか自分でも分からなくても即行動する生き方ってことになりますよね。
iPhoneの生みの親として知られるスティーブ・ジョブズも、スタンフォード大学卒業式のスピーチのなかで
『あなたたたちの時間は限られています。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしたりせず、自分の心と直感を信じる勇気を持つことです。』
と、自分を信じて直感に従うことが大切だと教えてくれていますから、自分の考えを否定せず受け入れていくことが、人生をもっともっと自分らしく楽しくするコツなんだと言えそうです。
とはいえ、直感に従う生き方って、『やったことないし勇気がいりそうなんだよな〜』
という人も、実際に直感に従う生き方を続けきたマー君のエピソードを読むことで、直感に従う生き方ってどんな感じなのかを体感できますから、楽しみながら読み進めていきましょう!
直感に従う生き方のコツは自分を信じて続けること
レゲエとの出会いで髪型さえも自然にドレッドに!?
自然に出来たドレッド!?マー君の後ろ姿
現在の優しい姿からは想像できないですが、若いころはヒップホップが好きで、10代はパンチパーマ、20代はスキンヘッドでアメ車を乗り回すなど少しヤンチャだったというマー君。
20代後半には、人生のターニングポイントとも言える離婚を経験します。
特にひどく落ち込んだりとかはなかったそうですが、人生について色々と考える時間になったと言います。
ちょうどそのくらいのタイミングで、偶然なのか、必然なのか、地元の仲の良いレゲエ好きな友人から
と、勧められたレゲエを聴きはじめたんだそうです。
レゲエの神様として有名なボブマーリーと言えばドレッドヘアが印象的ですが、ドレッドについて調べてみると、
1930年代に、ジャマイカの労働階級と農民を中心として発生した宗教的思想運動を信仰する『ラスタファリアン』、『ラスタ』と呼ばれる人たちは、
髪の毛であっても、自らの身体に刃物を当てることを禁じられていたことから、自然に頭髪が絡まって房状になり、それがドレッドになったそうですから、むしろマー君の髪型こそがドレッドと言えるのかもしれませんね^^
友人からの何気ない一言からレゲエと出会い、生き方に変化が生まれていったというマー君。
レゲエを勧めてくれた友人も、マー君の久米島生活を見て羨ましいと言っているそうなので、当時を知る人からしたら、髪型とか見た目ではなく、その生き方がとても魅力的に見えているということなんでしょうね。
今度は友人がマー君に影響されて、久米島移住生活をする日が近いのかもしれません(笑)
人生好転のきっかけは、いつ・何処で・誰からやってくるのかわかりませんが、やるもやらないも結局は自分次第。興味があることは、どんどんチャレンジしていくことで道が開かれますから、自分がワクワクする選択をして行きたいですね^^
直感に従う生き方でレゲエが仏教を引き寄せた?
レゲエに影響を受け、生き方が変わったというマー君ですが、実は仏教にも影響を受けたそうです。
そのきっかけとなったのは、「仏教は禅」という一冊の本と出会ったからだといいますが、どんなことが書いてある本なのでしょうか?
レゲエに魅了され、色々と調べたりして自分の生き方に取り入れることで、自分が進みたい方向を示す一冊の本に出会う。
それって、直感に従う生き方をしていたから、自然に自分が望む生き方が出来るようなヒントを得たということではなくて、引き寄せられたものに気づき、迷わず行動をしたからこそ得られたといえそうです。
日々の生活のなかで、自分らしく生きるためのサインを見逃さず、直感に従い、行動に繋げていきたいですね^^
農業家に転身!?情熱がもたらした引き寄せとは
久米島馬牧場の仲間と稲刈りするマー君
仕事を辞めて、お寺周りをするなかで、毎日生きていられることに感謝するようになったというマー君ですが、そこから自分のやりたいことも見えてきたそうで、
探してみると、自宅から自転車に乗り数分でいける地元の農家が見つかり、その後、1年半勤めることになったそうですが、運が良いのか悪いのか、そこは超ブラックな農家だったんだそうです。
農業に興味を持ち、地元の農家で働くもやり方が合わずに断念したマー君でしたが、農業への情熱は冷めることはなく、ペンキ屋として再び仕事をすることに。
順調にお金を貯めたマー君ですが、そんな矢先、叔父さんが亡くなり、お別れ会に参加することになったんだそうです。
ファームの近くに親戚のおばさんの別荘があったこともあり、このお別れ会をきっかけに、ファームに行くことを決めたマー君は、千葉に戻り、ペンキ屋をやりながら毎月1回通うことに!
その後、親戚のおばさんの勧めもあり住み込みで働きたいことを伝えるも、愛犬のラナとヤマトも一緒だったので最初は断られたそうですが、何度も伝えてOKしてもらったそうです。
自己啓発本として世界的に有名なナポレオン・ヒルの著書『思考は現実化する』の中に、
『常に報酬以上の仕事をする人だという評価を得ることができれば、あなたの立場は非常に有利なものとなろう』
という言葉がありますが、まさにマー君はその情熱的な熱量で仕事をしていたことでオーナーからの信頼をあり得ないスピードで勝ち取ったということになります。
マー君も『何事も、まずはやってみないと分からない!』と言っていましたが、やりたいことがあるなら、あれこれ考えずに直感に従う生き方をすることで道が開けていくから、熱量高く全力でやりたいことをやってみましょう!
離島を巡り辿り着いた久米島に移住を決めた理由は?
マー君の愛犬『ラナとヤマト』
自分の直感に従う生き方でやりたいことをやる人生を突き進んできたマー君ですが、なぜ久米島へ移住したんでしょうか?
沖縄へ初上陸したマー君は、石垣島で初めての馬と触れ合い感動したり、西表島や竹富島、沖縄本島や与論島での様々な出会いを経て久米島へ。
福ちゃんとは久米島馬牧場のオーナーで、みどりさんの元同僚だった恵子さんの旦那さんのことですが、この出会いがあったからこそマー君は、久米島に移住したそうです。
久米島馬牧場で牧場の在り方とか、動物との接し方がとにかく衝撃的だったことに加え、井上夫婦との出会いから、すっかり久米島に魅了されたマー君でしたが、京都に車を置いて旅に来ていたこともあり、一度、島を離れることに。
久米島馬牧場の恵子さんからは、
『まだまだ見たことがない場所もあるだろうし、ゆっくり色々なところを見ながらバンライフしてみるのも良いから、決めるのは直ぐじゃなくて大丈夫だからね!』
と言われたそうですが、本州に戻ってから久米島が忘れられなくなって、そのことしか考えられなくなり、
と、熱い想いを伝えて、久米島移住することになりますが、
これには、恵子さんも
『戻ってくるの早かったね!(笑)』
と少し驚いていたんだとか^^
こうして、久米島の馬に興味を持ち、そこで出会った人に魅了されたマー君は、熱い想いを叶えるために久米島移住を果たしました。
ここまでのマー君の直感に従う生き方を見ていると、失敗を失敗と捉えず、やりたいと思ったことを全力でやり切ることで未来がドンドン切り開かれていましたね。
やらない後悔よりもやってみる、上手くいかなかったらそれを糧にしてどうやったら上手くいくかを模索する。そんなことを意識して行けると自分の想像を超えるようなワクワクした楽しい未来に繋がりますよ^^
動物愛が止まらない!ボランティアから牧場助っ人へ
シュン(オス・6歳)
当初、住み込みで週に2日~3日くらいボランティアスタッフとして作業を手伝っていたマー君でしたが、
馬だけではなく牧場にいる牛やヤギ、そしてニワトリなどの動物の可愛さにメロメロにやられてしまったそうで、気づいたら毎日お手伝いしていたそうです。
お金のためではなく、純粋に毎日、もっともっと動物の近くで関わっていたい気持ちから、『毎日フル出勤でいいです!』と伝え、その熱意に牧場助っ人として働いていくことに^^
そんな牧場助っ人となったマー君に馬の魅力について聞いてみました。
マー君は現在、自分の直感に従う生きた方を続け、たどり着いた自然豊かな久米島で、大好きな久米島牧場の仲間や動物たちと暮らし、田を耕しお米や野菜を作ったり、キビ刈りや黒糖作りのお手伝いをするなど充実した毎日を送っています。
直感に従う生き方を続けるマー君の話を聞いていると、例え辛そうなことがあっても、失敗談と思えるようなことでも全て意味があり、楽しんでいる印象がありました。
やはり、直感的にコレだ!というものがあるのなら迷わず、自分を信じてやる一択ですね^^
マー君にとって『久米島』とは
気の合う仲間とビリヤニ試食会
最後にお聞きします。マー君にとって久米島とは
人だけではなく、楽しくて居心地いい方に引き寄せられ、常に楽しいを求めているとも話していたマー君。
これからも自分の直感に従い、心地よい状態を保てる場所で思いっきり人生を楽しんでいきそうです。
馬に触れ合える場所に行く機会があれば、久米島馬牧場スタッフのマー君に会えますから、『ヤーマン!』と気軽に声をかけてみてくださいね。
もしかしたら、あなたとマー君が出会うことは必然だったのかもしれませんよ^^
『久米島馬牧場』のご案内
営業時間: 10時〜17時
定休日 : 不定休
電話番号: 080−6491−1950
メールアドレス: kumejima-uma@kyi.biglobe.ne.jp
※ご予約やお問い合わせについて
お急ぎの場合はお電話で、それ以外はメールでお願いします^^
島内唯一の馬牧場である『久米島馬牧場』では、沖縄の在来馬であるヨナグニウマたちを中心に個性豊かな馬たちと久米島ならではの島めぐりができますよ〜^^
詳細は久米島馬牧場のホームページを見てみてください。
ホームページはこちら➡️久米島馬牧場ホームページ
また久米島馬牧場での日常の様子を見ることができる、ブログやインスタグラムなども是非、チェックしてみてくださいね!
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