食材は基本的に高いので日々の献立には苦労する久米島ですが、島ぐらしをするなかで自宅でも育てやすい野菜などがあることがわかってきました。
それは何かといえば、パクチーなんです!
パクチーっていうと、トムヤムクンが思い浮かびますが、サラダとかお酒とかにも使えて便利なんですよね。
そこで今回の記事では、パクチーの育て方とオススメの使用方法をお伝えします。
香りが強いので好き嫌いは分かれるでしょうが、知っておいて損はないですから是非、最後まで読んでみてください。
Contents
パクチーってどんな野菜!?
そもそもパクチーってどんな野菜なのか、知らない方もいると思うのでパクチーについて簡単に説明していきます。
生の葉をそのまま使用したものをパクチーと呼び、タネなどを乾燥させてカレーなどの香辛料に使っているのがコリアンダーと言います。
パクチーは栄養価も高くてビタミンを豊富に含んでいるので、女性の方にはオススメの食材だったりもするんですよ。
パクチー栽培をオススメしたい理由
①虫に食べられることがないから無農薬で作ることが出来る
大自然に囲まれているので、たくさんの虫たちが共存しているわけなので当然のように見たことがない虫や、お馴染みの虫たちにムシャムシャやられてしまうことがありますが、パクチーはなぜか虫がつかないんです。
ハーブ系の植物は虫があまりつかない気がしますが、パクチーも香りが強いから虫は嫌いなのか殺虫剤を使わなくても虫が来ないので安心して食べることが出来るのでオススメですよ。
余談ですが、パクチーに虫がつかないことに気がついた方が、虫がついて困ってしまう野菜の周りを囲うようにパクチーを植えたと聞きました。
結果は、パクチーは無害だったけど、中の野菜はやられていたとのことでした(笑)
まぁ、空中はパクチーないですからね。
②種まきの時期を間違えなければかなり簡単
畑じゃなくてもプランターとかで十分育てられますが、撒く時期がとても大切なんですよね。私はパクチーの勝手なイメージでタイとか暑い国を想像していたので、夏に撒くのが良いんだと思い7月ごろに撒いたのですが、全く伸びずに枯れてしまいました。
久米島の日差しは刺すような痛いくらいなので、どうやら焼けてしまうようです。パクチーを実際にたくさん育てている方にお聞きして分かったのですが、撒く時期は暑さが和らぎ台風も落ち着く11月中頃以降が良いとのこと。
それを聞いて11月になるのを待って撒いたのですが、夏場の枯れ具合が嘘のようにニョキニョキ生えてくれました。
植物はタネを水に浸けて発芽してから撒くと良いと言いますが、特に浸けてからしなくても問題なく芽は出ますので、そこはどちらでも大丈夫ですよ。
そうそう!大事なプランターの土ですが、私の場合は島内で花と野菜の土という培養土を使って土作りをしました。土作りと言えないレベルではありますが(笑)
まとめると
ちなみに、島内でパクチーを売っていることはほぼないに等しいですから、簡単なので是非、トライしてみてくださいね。
オススメのパクチー使用法とは
ここからは、私が実際に試したオススメの使用法をシェアしていきますよ。
①パクチージェノベーゼ
パクチーをバジルの代わりに使ったジェノベーゼです。かなり爽やかな味わいで、キンキンに冷やしたビールや白ワインとともに食べると美味しさがさらにアップしますよ。
レシピは私が別記事で紹介した春菊のジェノベーゼと同じですが、個人的な意見ですがパクチーは葉が少ないので春菊よりも多めにいれることをオススメします。
春菊ジェノベーゼの記事もよろしければ見てみてくださいね。
②パクチーサラダ
パクチー好きなら是非、試して欲しいですがシンプルにサラダが美味しいですよ。このサラダを知ったのは、コストコで以前パクチーを購入した時に裏面にレシピがあったのですが、少し食材を変えましたが以来病みつきです。
今回は私が作ったオススメレシピをシェアします。
材料
以上の材料を混ぜるだけ、たったそれだけです。
③パクチーモヒート
ミントの代わりにパクチーでモヒートです。プランターから新鮮なパクチーを採ってすぐに作れますよ。
材料
パクチー、三温糖、ラムをグラスに入れたら三温糖が溶けるまで良く混ぜます。氷を入れて炭酸水で割ったら良くかき混ぜます。最後にライムを少し絞り香りを出してからグラスにいれる。
レモンでも美味しいですが、ライムとパクチーの相性良いので試してみてくださいね。
まとめ
島内でなかなか手に入らないパクチーですが、家庭で栽培している方は意外と多いので、知り合った方からタネをいただけるなんて嬉しい展開もあります。
実際、私は知り合いの方から栽培の仕方やタネをたくさんいただくことが出来て、美味しいパクチーをたくさん作ることが出来ました。
野菜や果物など、知り合いからいただくことが島内で暮らしていると増えて来ますが、お返しになるものがなくて困ったなんてこともあるので、自分では食べないとしてもお返しとして喜ばれることはありますから、是非とも挑戦してみてください。
パクチー栽培を通してあなたの島ライフが楽しくなるはずです!